ブログ|株式会社Red Wood Workers

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曽呂の平屋、コンセプト①

昨年から長く携わっている曽呂の平屋も、少しずつ形になってきました。

ブログで作業及び創意工夫をその都度お伝えしてはきましたが、そのコンセプトについてお話できる仕上がりに近づいてまいりました。

白の塗装を施し、多角的な面を作ることにより直線を増やし陰影を利用したシャープな演出をしています。

例えば、こちらの柱も本来ならば1面ですむところを、山型とし2面を設けています。

家主様と細やかな打合せをし、デザイナーは入れずに、これまでの家創りのノウハウを合わせて理想のかたちを目指しています。

シャープで洗練されたなかにも、落ち着いて暮らしやすい家創りを心掛けます。

 

そこに住まう人の願いが叶う家でありますように。

手創りの杉扉

作業場にて作成していました、杉扉を玄関に設置しました。

杉扉の仕様については、こちら

玄関ホールから、中庭の踊り場に続く風景

この家は、木と鉄、ガラス、ペンキだけで造られていて、ビニール材などは一切使用していません。

玄関ホールには木のアクセントとして、飾り板が貼り付けられる予定です。

シャープななかにも、木の温もりを演出できる家創りを心掛け、スタイリッシュでありながら落ち着きのある住まい創りを目指しています。

 

室内塗装も始まりました

外壁に続き、一部、内装ペンキも致しました。

以前のブログで紹介いたしました、中庭の風景は塗装と床タイルがひかれて、このような様相となりました。

こちらは塗装前の作業風景です。塗装を施すと美しい白壁の洋室になります。

こちらのお宅は細部に至るまで詳細にデザインされ、カーテンレールもBOX型のもので目隠しされるようになっています。

少しずつではありますが、段々と形となりつつある私達の作品です。

私達RedWoodWorkersの家創りを楽しみにお待ち頂けましたら嬉しく思います。

外壁塗装

春先の天候に左右され、なかなか晴れた日が続かずに外壁塗装作業は遅れがちとなりました。

それも自然と共に過ごす私達には、致し方のないことであり、室内作業を進めて過ごしておりました。

一般的なつくりであれば、外壁材を貼りあわせるのがコスト的にも手間も少なく、近年のハウスメーカーでは主流になってきましたが、こちらの平屋はペンキによる塗装を施した仕様です。

パテ塗りから塗装まで技術を要する作業です。

裏庭からの眺め。

建坪70坪という邸宅は、その規模的に特異であり現実的なサイズの住宅とはなかなか言い難いところです。

私達の作業も1過程で膨大な量があり、なかなか先が見えないように感じながらも、こうして外壁が整うと、改めて”モノ造り”が形になるやり甲斐を覚えます。

 

こちらの住宅は規模もさることながら、新しい試みが多く、今まで全力を尽くしてきた”家創り”において、現時点での集大成となるような作品作りになります。

 

これから内装はじめ、細部のご紹介が出来る日を楽しみにしております。

曽呂の平家、外構の仕様

先のブログにてお伝え致しました、外構作業が終了し、柵の塗装も終えました。

広々とした庭の囲いは、愛犬が安心して駆け回れるようになっています。

今年は特に雨が多く、春先の天候も特に変わりやすく、なかなか塗装作業が進みませんでしたが、ようやく外回りの塗料の吹き付け作業も終了しました。

裏庭に面したリビングの風景。

軒を長く出して、雨天でも犬達の出入りやお世話が楽であるような造りです。

こちらの軒下では、犬の足洗い場ほかBBQスペースなど細かな工夫やアイデアが詰まっていますので、また追ってご紹介させて頂きたいと思います。

 

次回は外壁の吹き付け作業についてお伝え致します。

曽呂の平屋、外構作業

3月に入り、急に春らしさを感じる今日この頃。

山里に鶯の声が響きわたり、四季が巡る楽しさを覚えます。

 

とはいえ、春は天候が安定しません。

三寒四温、時折り春の嵐に見舞われながらも、天候に合わせ、外構作業を進めています。

基礎、木枠を組み、ひとつ一つ地形に沿って微調整をしながらはめ込みます。

愛犬家の家主様の意向で犬が広々走り回れる庭作りをしています。

 

犬にとっての心地よい環境作りも家主様にとりましては欠かせない幸せの条件です。

 

 

私たちRedWoodWorkersは

そんな幸せ創りのお手伝いができることを誇りに思います。

自然が織りなす芸術、木の家創り

鴨川市曽呂の平屋に、棚やドアの造作をしております。
木のオリジナルのぬくもりを最大限に引き出すに作業です。

↑玄関ドア

杉の木目を活かすように削り、磨いて風合いを出しました。
こちらに電子錠を埋め込み完成致します。

 

唯一無二のオリジナルの作品であり、洗練された技術と現代の利便性がマッチングした玄関ドアです。

 

↑クローゼット
広々としたクローゼットに棚も設置致しました。
棚板には、ヒノキを使っています。

このクローゼットを抜けた先には、天板にオークを使用した化粧台があります。

オークは、重厚感があり耐久性も高いうえに、加工しやすいという特徴があります古くから親しまれているも木材で、高級なアンティーク家具にもよく使われ、その独特な風合いが魅力的です。

それぞれの木が本来持つ特性と味わいを活かし、様々な表情で家主さんを楽しませてくれる空間創りを心掛けています。

 

 

木の魅力に見出された私たち、RedWoodWorkersがお伝えしたい自然が織りなす芸術です。

 

唯一無二の作品創りをしています。

 

曽呂の平屋、作業進捗

温暖な地域として知られる南房総。

しかしながら比較的に山里近い、ここ曽呂地域は自然に恵まれながらも朝晩の冷え込みが厳しく感じられます。

 

敷地面積70坪という広さの平屋、作業はやれどもやれども…皆様に、なかなか進み具合をお伝えづらい心苦しさともどかしさすら感じます。

 

先日、ガレージにシャッターが設置されました。

手作りの家といえども、生活の便も追求した最新のオートセンサーのガレージです。

 

少しずつですが、家としてのアウトラインが見えてきました。

中庭(踊り場)、リビングのレンガ壁もほぼほぼ完成いたしました。


リビングのレンガ壁には、ぐるりと腰が掛けられるベンチを設置する予定です。
ひとつ一つ手作業の調整をしており、完成時にはレンガ壁もホワイトの塗装を施します。

また仕上がりの風景をお伝えできたらと思います。

 

塗装業者が入る頃には、ガラリとその表情を変えることとなると思います。

 

楽しみにお待ちください。

新春、代表インタビュー

明けましておめでとうございます。

本年もRedWoodWoerkersをよろしくお願い致します。

新春、代表インタビュー。

 

 

お正月は、どう過ごしていましたか?

 

ー京都の実家に、8年ぶりに家族で帰省していました。両親ともに健在で、人生100年時代というけど、現実味を帯びてきたね。時代が大きく動くときに生まれ、自分の残り50年の人生があるとしたら、その時代の変化をしっかり見届けたいと思ったよ。

ー変わりゆくもの、変わらないもの。人の幸せって何だろうとか。

 

随分、壮大なテーマですね!

 

ーだから、うーってなっちゃったの。笑。太陽(陽)の光を浴びるって本当に大事だよ。

ー現場に出ると作業に追われるし、夏は海(サーフィンの時間)もあってさっと過ぎる。そんなサイクルの1年だけど、このお正月の冬時間はしっかり考える時間であり、これからどうしていこうかを考える良い時間でもあるわけ。

ー経営者としてのお金も考えるし、自分のやりたい方向性もまた見据える。ただの金稼ぎをしたいならば、この場所でないほうが良いかもしてないでしょ!笑

 

では、ここにこだわるのは何故ですか?

 

ーただの住宅を建てるんじゃなくて。誰もやってない、自然と調和したオリジナルの住まい創りがしたいから。

 

そうですね。一つとして同じ設計や素材も使わず、常に”唯一無二”の創造をしていますね。

 

ーだって、土地、自然、どれをとっても同じものなどない。そして、みんな人それぞれに違って”唯一無二の存在だからね。その調和をマッチングできる価値の創造がしたいんだよ。そして、誰でも簡単に真似できるような作品は作りたくない。簡単に取って替わられてしまうでしょ。そこに価値は見いだせないよ。

 

なるほど。激変する時代にあって、これからどう考えますか?

 

ー今、家創りをしているけれど、いずれは家創りにさらに付加価値、特にコミュニティー作りができたらと思う。人生100年時代になったら、セカンドライフを楽しむ家や小屋のコミュニティーがあってもいいし。都心の競争社会ではなく、自然のなかで学ぶ教育のコミュニティーがあってもいい。趣味のサーフィンや山のコミュニティーがあってもいいね。人を幸せにするのは、結局、物質的な要素だけでは無理なんだよ。そんなことまで、できたら最高だよ。

 

 

”RedWood”は、太古から生き抜く脅威の生命力を持つ木の名前。

レッドウッドのように息長く、変化に強くしなやかな会社を目指す私たちを本年もよろしくお願い致します。

良いもの創りの一心で

年の瀬も迫り、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。

着工はまだ汗ばむ季節であったので、季節の移ろいの早さを感じます。

光あふれる踊り場(中庭)の作業風景です。

一つひとつサイズ合わせをしながら進めます。

こちらのレンガは、リビングの壁面とともに家のアクセントになっています。

 

日本の家屋は壁紙がほとんどですが、こちらの平屋はレンガとペンキで仕上げます。

手間もかかり、作業も複雑になりますが、良いものを創りたい一心で臨んでいます。

 

引き続き2022年もよろしくお願い致します。